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治療実績
2019.06.18
野球肘 軟骨が剥がれた場合(剥離骨折)は骨を寄せる治療法をご紹介
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日帰り施術でリハビリから投球開始まで。
10→0 痛み0に。
受診歴
本日は埼玉県からです。先月末、ピッチャーで投球中にビリッとした症状が出現。その後、いきつけの野球肘を診てくれる治療院へ受診。約1週間程の治療期間を経ても痛みが引かず、整形外科を受診。
剥離骨折と診断
結果は約1か月間の投球中止。その後徐々に投げていくという説明でした。
毎週試合が入ってくるまさに大会が近い時。そして来月には大切なセレクションがあるとの旨、そこまでに間に合わせたいご要望。
最初は当院に対して半信半疑でした。それは誰もが同じ。しかし、当院のHPを熟読されており、何とか目標日までに間に合わせたいので埼玉県から来ましたと話してくれました
炎症の度合いを確認
まず、今回の場合は剥離骨折の診断でレントゲン画像を写メでとってきており、見せてくれました。
今度は当院で超音波画像(エコー)にて肘の内側の症状がどのようになっているのか?炎症の度合いは?筋肉や靭帯の損傷度合いを確認します。
剥離骨折は骨を寄せて痛みを減らす
そして野球肘の治療においてその期間を短縮させる整復をします。今回のような剥離骨折の場合でもその剥離した骨を寄せるという手技を施します。
柔道整復師は骨を元に戻す手技「整復」という治療を施すことができます。その整復を野球肘(剥離骨折)にも応用し剥がれた距離を寄せる事で(近づける)骨と骨の癒合を早めます。
もともと骨は再生力が強いのでもとの位置に戻すと痛みの引きが早いのです。
分かりやすく言えば剥がれた骨をくっつけるイメージです。稀にですが、手術をしましょう。と言われることもある剥離骨折ですが、その場合はこちらを参考にしてください。
セカンドオピニオンをお勧めします。
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結果は画像の通り。最初に痛めてから約2週間少し経過しておりましたが、1回の施術で痛みを消失する事ができました。
治療は”一瞬”痛みを伴います。
剥がれた部分を逆に戻すため治療自体は多少の痛みを伴います。しかし、その治療終了後5分後から症状に変化がでますのでご安心ください。だから頑張りましょう!と励ましました。
痛みは”0”しかし
痛みの消失=投球可能ではない
今度は「なぜ野球肘発症したのか」という”原因”に対する治療を行います。
動作解析(フォームの見直し)
息子様の投球動作の何が悪かったために発症すたのかを見つけ出します。ここが!早期改善のポイント部分
最後には約8割の強さで投球可能になりました。週末から練習開始です。投球を開始する判断の基準は投球=リハビリ=ストレッチ法。
つまり1球投げるごとに1回ストレッチをする事と同じになります。
結果、治療で痛みが戻ってしまっても治療をすればまた痛みが0に戻す事が可能なため、投球しながら治療を進めていくことが可能になるのです。
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当院の「投げる。をリハビリに」その姿を目の当たりにされた親御様は納得の表情。息子様も「来てよかった。全然違う。反対の肘より軽い」との言葉を頂戴しました。
アフターサポートも充実
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日帰り施術になりましたが、今後は継続的に治療をしに来院したい。とのご要望も含め当院のアフターサービス『野球肘・野球肩・オスグット専門治療年間パスポート』に加入されました。
これでいつまた野球肘、野球肩が発症してもいつでも最高峰の治療を受ける事が可能になります。安心して全力プレーができます。
本日も、数ある整骨院や接骨院、整形外科から当院へ足を運んで頂き有難うございました