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2020.01.09

野球肘の痛み。自分でできる対処法はコレ!

肘の痛みの対処法はコレ!野球肘

治療中の方も治療をしていない方にもお勧めの方法です。

野球肘の約85%は内側に痛みが発症します。(内側型)

前腕の手の掌側の筋肉の殆どが肘の内側(内側上顆という部分)に付着している為、前腕の筋肉が投球やトレーニングによって緊張すると筋肉が収縮した状態になり常に肘の内側(内側上顆)に負担をかけているのです。

 

そのため、野球肘で治療中の方でも中々その筋肉の緊張を取り除くことが出来ない為、投球するとすぐに肘の内側に痛みが発症するケースが後を絶ちません。

 

近隣に病院がある。練習オフの日がある。そういった選手は良いのですが、寮に入っていたり練習終了後には病院が閉まっている。

そんな状況下に置かれている選手も少なくありません。

そこで選手自身が自分で出来るセルフケア&野球肘を未然に防ぐ方法ご紹介致します。

 

右投げの選手を仮定してご紹介(左投げの方は反対)

①四つん這いになる。

②右肘を曲げ腕を地面につける

 

 

③左膝を右腕の手の掌側の筋肉に当てる

 

④左膝で軽く押す(心地よい強さが良い)

 

⑤押したり離したり、場所を買えながら繰り返す。

⑥手の掌が曲がっても問題はありません。

これを10回程度全体的に繰り返します。

*一番下に動画でも解説

 

終了後アイシングや冷湿布と併用して行うとより効果的です。さらに、それでも不安感が拭えない場合はサポーターを装着しより安静な環境を作ってあげることで炎症を抑えます。

 

アイシングのやり方や温度を解説↓

肩の次に肘を痛める。肘の次に肩を痛める。再発、繰り返させない為に

 

アイシング素材の例↓

 

最後に湿布を貼ってセルフケアは終了です。

この↓写真の位置に湿布が必ずあたるようにすることがポイント。

どの素材を使用しても問題ありませんが、皮膚の弱い方や痒みを感じた場合は他の素材の湿布を選択する。もしくは貼る時間を短くする。など対処してください。

 

*合わない場合は湿布の装着は避けた方が良いでしょう。

 

肘用サポーター

サポーター装着により肘関節の屈曲や伸展を制限することで肘関節への負担を軽減させます。炎症を早期に軽減させたい場合はお勧めです。

 

▼野球肩・野球肘治療についてのご予約はこちらから

https://reserva.be/boneskitahara/reserve

 

急な痛みや日頃から野球肘にならない為に行えるマッサージ方法を動画でご紹介

 

 

 

 

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