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治療実績

2020.01.07

野球肩・野球肘の治療に大切な投球開始までの計画の立て方。

野球肩の治療や野球肘の治療に年齢は関係ありません。

今回は現役当時に肩を痛めその後、無理しつつも試合に出場しておりましたがいよいよ投球が出来なくなり、現在は塁間の投球もギリギリとの事。実際塁間程度の投球であれば野球選手として投げれていないのも同然です。

投球中止(ノースロー)を試したが結局間をあけても投球を開始すると痛みが出現してしまいます。

*野球肩や野球肘はあくまで投球時に肩や肘に痛みが出現した場合の総称をいいます。詳しい原因はそれぞれ異なります。

 

原因の追究

ここが最も大切!重要な部分です。この原因はどこにあるのかをハッキリしなければ治療の方法、治療プランが誤ります。

 

治療の流れ

視診、問診、触診、画像、投球動作のチェック、自宅でのリハビリ方法という順番に進めていきますが、この視診と問診に一番の時間を使います。

画像検査を元に説明する事は勿論ですが、その画像から読みとった状態と問診時に伺ったお話と一致しているかを十分にヒアリング致します。

 

治療方法を組み立てる

原因を追究し問診や触診で得られた情報を元に治療方法を組み立てます。

今すぐ投球を開始したい思いは皆さんお強いのですが、治療開始の時点で全くボールに触っていないと投球の開始は困難になります。

これは野球肩や野球肘の治療の場合、単純な肩や肘の痛みと異なり最終目的は投球が可能になる点が選手の希望だからです。

 

つまり、肩や肘の痛みが消失しても投球できない場合があります。それは指先の問題になります。投球動作の最後の部分は人差し指と中指の力の入り加減と縫い目にかかる「引っ掛かり感

これが重要になります。

どの段階で投球を開始し、それまでに出来るトレーニング・リハビリ、ストレッチ方法を組み立てていくことが重要になります。

 

野球肩や野球肘のリハビリで大切な共通点

・痛い部分に刺激を加えたストレッチをしない。

・痛い部分に刺激が加わる筋トレをしない。

(ショルダープレス、アームカール、ベンチプレスなど)

・投球側(ex:右肩)を下にして寝ない。

・ボールは遊び程度にでも触れておくことが大切

 

野球肩・野球肘を防ぐ方法

夏の温かい時期と冬の寒い時期ではウォーミングアップの方法が異なります。

冬のこの時期は夏と同様に体を温めるウォーミングアップを同じ方法で行うと体の温まり方が不十分であり肩関節や肘関節の周囲の筋肉や靭帯の伸縮が弱くなっています。

汗をかくまではグランドコート等を着てトレーニングする事やストレッチをする事をお勧め致します。

 

キャッチボールの注意事項

グランドコートを着たままキャッチボールをする。

これは要注意です。

肩関節の可動域や本来の投球軌道を通過する事が出来ない為、フォームが変わり痛める危険性があります。

トスバッティングの守備で行う程度は問題ありません。くれぐれも塁間の距離以上では行わない様に注意してください。

 

治療方法

今回の患者様は2年間まともな投球をする事が出来ず悩まれておりました。

肩関節の痛みをまず、消失させその後は原因の追究を行い、今まで自分の出来ていなかった部分を確認で出来る事が出来て大変喜んでいただきました。

今回は基本編での施術になりましたので次回実践編(ポジション別投球指導)を行っていきます。

3月の大会までには治したいというご希望であったので、ゆっくり改善計画を立てる事が出来ます。

 

治療は早いに越したことはございません。

期限までに結果をだせるように自信をもって施術に取り組みます。

 

▼野球肩・野球肘治療についてのご予約はこちらから

https://reserva.be/boneskitahara/reserve

 

 

 

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