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2019.12.02
ハッピープロジェクト 野球肘(離断性骨軟骨炎)の対処事例
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野球肘外側型(離弾性骨軟骨炎)で受診
外野手の選手。肘の外側に痛みが発症し肘関節が曲がらず(屈曲制限)ご友人の紹介で当院に受診されました。
最後の大会が近いという理由から肘関節を整復し上腕骨と前腕骨を正常な角度に整えたことで肘関節の可動域を確保しました。
正常な位置に戻すと痛みも軽減します。本人も久しぶりに肘を曲げて自分の肩を触る事が出来た事で笑顔が戻りました。
今回の治療
治療方針の決定
今回は最後の大会が近いという点、外野手で投球数も最低限に抑えられる事から、手術は最後、今の出場を全うする事を優先されました。
外側に負担のかからない投球動作を指導しました。今回の投球フォーム継続で悪化を最小限に止めて続行させます。
野球肘は選手の置かれているポジションや学年、考え方、治療の方法と予後。後遺症を全て説明しどう過ごしていくのかを決定する必要があります。
出場しながら治療を継続する事も出来る場合もありますが細心の注意を払いながら行います。
最後の大会を全うする事が出来た喜びと患者様は諦めかけていた離断性骨軟骨炎ですが、対処の仕方がないわけはありません。
皆さまの役に立てれば幸いとの事で今回のハッピープロジェクトを書いてくださいました。
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