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コラム

2019.09.29

野球肩・野球肘発生予防。ボールの重さで負担増。対策方法

女子野球、ソフトボール3号、準硬式も安心

女性でも安心

 

野球やソフトボールで肩や肘を痛める選手は数多くいます。野球肩・野球肘に男子、女子、年齢は関係ありません。当然ですが、治療期間も変わりません。

 

最近では女子野球も盛んです。そのため、女子野球やソフトボール選手の肩の痛みも増えています。

 

ボールによる関節負担が大きい順

球・・・小学生

球・・・中学生から草野球

式・・・シニアリーグ、ボーイズリーグ、高校、大学、社会人、プロまで

ソフトボール3号・・・中学生以上

 

①から④ではすべて大きさや重さが異なります。

 

関節にかかる負担=速さ×重さ

当院では、今まで①から③のボールまでの用意でしたが、女子野球やソフトボール選手のケガが増えたことにより、より実践的な治療を施す為、新たにソフトボール3号球を院内に完備致しました。

 

ボールが大きく、そして重くなればなるほど関節への衝撃も大きくなります。

 

これで性、性、ソフトボールから硬式野球、準硬式ボールも揃えています。

 

治療サービス

 

プロ女子野球選手がインピンジメント症候群で悩み来院

今回のプロ女子野球選手は中々治らず、無理しながら投球をしておりましたがいよいよ投球困難になり当院へ受診。主訴から投球開始までのプロセスをご紹介。

 

症状

①腕を前方や横に挙げると(挙上)させるとある一定の角度で痛みが発症する。

②肩の関節を90度横に挙げた後、腕を下すときに痛みがでる。

③テイクバックやフォロースルーの瞬間に激痛を感じる。

 

治療期間はバラバラ

インピンジメント症候群の治療期間は3~6か月とバラバラ。いつ治るのかが分かっておりません。未来を予測できない点で難治。

以上の様な症状を呈しており、超音波画像診断層ににて肩関節周囲を入念に検査し、炎症反応はどの程度なのか、それ以外の部分に問題が無いかを検査しました。

 

インピンジメント症候群の症状と初期対応を簡単に説明

詳細はこちら

『インピンジメント症候群』症状から治療方法までを徹底解説

 

 

初期対応とその方法

①安静、投球を中止させる。

②むやみに腕を上げない。

③原因が分からない段階でストレッチや筋肉トレーニングを行わない。

④痛みの出ない範囲で投球を徐々に。

 

治療方法

 

①「投げる」事でストレッチをする。

②痛みの出現角度でひっかかっている筋を解 除する。

③腕が上がるようになったら、”投球時の痛みの発生ポイント”瞬時に見抜き改善させる

④改善ポイントを意識させながら沢山投球させる。

⑤投げる事で指先の感覚を戻す

 

 

野球肩専門治療

 

当たり前の治療では当たり前の結果しかでません。

如何でしょうか。初期対応から治療まで早ければ早いほど良いに越したことはございません。

 

野球肩や野球肘の治療で沢山ストレッチ下半身指導肩のインナーマッスルをして改善していますか?改善していなければ早々に見直すべきと考えます。

 

野球肩・野球肘の治療法はポジションによって実は異なる理由

 

その場で実感。自己評価

半年悩んで受診しても、1週間後に受診しても当院が出す治療の結果は変わりません。時間は有限です。選手生命には限りがあります。悩む前にまず、行動をしてみてくだい。治療の前と後でどの程度改善されたのかを選手自身が本音で自己評価をしていく方法で取り組みます。

 

 

 

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