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コラム
2019.06.12
”野球肘、肩の駆け込み寺”本気で治す理由。時間を買うべきとは
野球肘、野球肩の治療では時間を買うべき。その理由
一人が皆に迷惑をかけてしまう。その解決策を提案します
①野球選手の「期限」
②駆け込み寺の役割
③三者会談で治療プランを作成
④必ず治療結果に変化がでる例
⑤こう変わる。治療結果
①野球選手の「期限」
大会の日程に始まり、それに向けての練習の日程も決まります。オフの日にちも決まります。
最近では、準決勝、決勝がダブルヘッターで行われることも少なくありません。またプロ野球選手になり活躍できる選手は野球人口の1%もいません。
つまり99%の選手が高校野球、長くても大学野球で現役を卒業します。(社会人野球、草野球は除く)
つまり小学1年生から野球を始めても12~16年と選手生活には限りがあるのです。1日、1年の大切さ、重さが違います。
肩や肘の痛みは待ったなし
今年から始まった球数制限により少年野球や中学野球では1チームに何人かのピッチャーを作らなければならない状況になりました。
今までピッチャーをやった事のない選手(肩の強いという理由のみ)がピッチャーをするようになり、投球フォームが変わりその結果痛みを訴える選手の数が多くなっています。
監督、コーチは痛いと言われれば当然出場させずらくなります
1チームに所属する選手の数が少なくなって生きている最近では余計に首脳陣を悩ませます。
それに対し、試合日程は待ったなし。毎週試合が続くのです。肩や肘を痛めている場合ではないのです。1人の選手欠場で他のメンバーに影響を与えてしまうのです。
選手は一生懸命に治療する
「毎日、湿布していたのですが…」「近くの整形外科に行って、それでも治らず、近くの整骨院に毎日通って…」と初診の時にお話を伺うとこのような声を聞きます。
さらに「当院に来る前に他院に通ってました。」や当院での治療が一旦終わり、その後「他の痛みで近くの整骨院や整形外科に通って…結局中々痛みが引かず…やっぱり遠くても行った方が(接骨院北原へ)早い。と思って」という内容を申し訳なさそうに話してくれます。
どこよりも早く治す事に執着
勿論、現在は顎から股関節を含め野球肩、野球肘の痛みをどこよりも早く治すことに執着しています。
まず、問診の際、患者様に必ず最初に言う言葉があります。
「病院や接骨院、で治療する際に遠慮する必要はありません」また「痛みを隠しても必ずわかります。嘘はつかないでください。」と伝えます。
信頼関係を築くためには大切な事なのです。
「治療期間を短くするために当院がある。」「時間を買いに来られたのですね。」ですから、「近くで治る痛みは近くの方が良い」と患者様に伝えています。
理由は1番に患者様の事を考えているからです
そして最後にこうも伝えています。
医学的理論から、「判断基準が当院にはあります。」
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②駆け込み寺の役割を担う
野球選手を含む運動選手には日付が決まっております。これはどの選手にも同じことが言えると思いますが、患者さんがいつまでに治したいのか?間に合わせるための駆け込み寺があるのです。
③三者会談で治療のプラン作成
接骨院北原、選手、監督やコーチ、親御様と話し合い、医学的所見から情報を提供します。十分なインフォームドコンセントを行い治療期間、復帰期間、通院期間と通院頻度をご説明いたします。
④以下のケースは必ず治療結果に変化がでます。こんな例
・投球フォームを診てもらい下半身の使い方を指導された。
・ノースローや投球中止が3週間以上。
・毎日、もしくは週3回以上通院しても症状が少ししか引かない場合。
・野球肩・野球肘の治療で湿布を貼っていただけ。
・指導されたストレッチを行っていたが改善しない。
・インナーマッスルを鍛えたが痛みが引かない。
・テーピングを巻いても痛みが引かない。
⑤治療計画を作成
週3回も治療できれば月・水・金のプランで週末には投球を開始しています。内容によっては週2回。週1回からでも状況を変わります。
湿布も痛いところに貼れば良いというものではありません。湿布の素材を選び(生地、伸縮率、効果、大きさ)今の症状にあった湿布を貼るべきなのです。
細かい部分にまでこだわるからこそ、治療期間が短縮できるのです。
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ライバルがいる。時間がない。そんな中、ゆっくり治しますか?それも一つの考えです。
お子様、親御様、当院の三者会談をしてじっくり決めましょう。
当院の答えは…
選手の希望を第一にプランを作成します