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治療実績

2019.07.20

野球肘ストレッチは注意が必要。逆効果の場合。その例をご紹介

野球肘(内側から後側) 4か月悩んで…1日で終了。

投球中に「ボキッ」というがし、その後投球が出来なくなりました。何か抜けたような感じがする。という主訴。

 

超音波画像にて検査したところ靭帯にわずかな炎症症状が出現するも大きな損傷は診られず。靭帯に捻じれもあまりありませんでした

 

 

「曲げにくい」だからストレッチは安易

しかし、徒手検査で肘を曲げ伸ばしすると既に痛みが発症し、筋肉が突っ張るような感じが出てしまいます。野球肘の治療の一環といてストレッチやゴムチューブを行ったりしますが、このようなケースでストレッチを行うと余計に痛みが増して出てきてしまいます。

 

野球肘専門治療

 

誤ったタイミングでのストレッチ

必ずしも、野球肘の治療でストレッチが正しいとは限りません。

そのタイミングと今発症している症状がどのような症状なのかをしっかり把握する必要があります。

 

炎症が起きています。と言われてストレッチを指導される・・・。理由が良く分かりません。

 

「肘の内側の靭帯を伸ばしてしまった。ストレッチを教わりました。」これも理由が良く分かりません。伸ばしてしまった靭帯を何故?ストレッチ(伸ばす)するのでしょうか?

 

患者様は一生懸命です。何とか早く野球肘を治す方法はないかと色々試します。試した結果、悪化する。もしくは症状が変わらない。治らない。となるのです。

 

専門治療では可動域確保が最優先

今回のケースは野球肘の日帰り施術を選択されました。4か月悩んで投球制限。野球肘のためのリハビリやストレッチ、テーピング方法など悩まれました。

しかし、最後は実際にボールを投げて本人が確認。久しぶりに投球でき最高の笑顔でご帰宅されました。

 

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