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2024.12.24

野球肩・野球肘このリハビリを見直す。インナーマッスル、ストレッチは治らない

野球肩・野球肘 リハビリ・治療

ここを見直してください。

インナーマッスル、ストレッチ、ノースローは治らない。

野球肘で苦しんだ上重さん

理由はここにあり。

治療やリハビリ、今後日常生活でどのように過ごしたら良いのでしょうか?

こんな質問を良く受けます。

結論から言えばインナーマッスルやストレッチは

「痛めていない時」に予防として行う事は良いのですが、

痛めている時=リハビリ期間中に行う事ではありません

 

時期とタイミングが違います。

 

痛めている時=骨関係、炎症や特に筋を伸ばしたことが原因で来院されます。

ストレッチの意味をみてみましょう。

 

ストレッチ(STRETCH)

関節や筋肉、靭帯を伸ばす事です。

*筋を伸ばして痛めた(発症)した訳ですから、痛めた筋を伸ばす事により修復しかけていた筋肉や靭帯がまた痛めるのです。

 

野球肩や野球肘が改善せず現場で苦しんでいる選手は今一度、リハビリ方法を再考することをお勧め致します。

一生懸命、真面目な選手ほど積極的です。

 

野球肩・野球肘でノースロ―はここをチェック

注:野球肩の治療でノースローを勧められることがよくありますが、ノースローを完全に否定しているわけではありませんので誤解しないでください。

 

・痛みが強く恐怖感によって投球できない。日常動作に支障きたす。腕を回せない。

➡ノースローをお勧め

積極的な治療を行い、大よそ2週間程度経過観察します。

日常生活に問題がでない程度まで回復させます。(優先)

しかし、これ以上ボールを触らないと長期化する恐れがあります。以下理由

 

・投げる時だけ痛みがでる。日常生活は問題ない。

➡ノースローはお勧めしません。

理由:指先の感覚が低下する為

 

野球をある程度本気に行っていた方ならご理解頂けると思います。

指先にボールがかからず回転も上手くいかず投げ方を忘れてしまう。

そんな現象が起こります。

 

指先の感覚を戻す方法は唯一、「投げる」しかありません。この感覚の低下が起きるとコントロールが悪くなる。効かなくなる。のです。

医療機関は痛みさえ取れれば最低限良し。となりますが、選手は違います。

投球することが出来て初めて完治、復帰。

と考えますよね。つまり

ノースローでは治りません。逆に長期化します。

 

 

ポイント

・野球肩や野球肘でリハビリ期間中はストレッチをしない

・ノースローも大切ですが、指先の感覚を落とさない様に注意

・インナーマッスル等は痛めていない時に行う予防運動である。

 

悩んでいる選手、まじめな選手程積極的に行っていたリハビリ方法。

 

2か月たっても現場に復帰できていない選手はどうぞご相談ください。

 

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